
| 木材の気乾燥比重 | ||
広 葉 樹 |
樹種 | 気乾燥比重 |
| キリ | 0.29 | |
| シナノキ | 0.48 | |
| カツラ | 0.49 | |
| クスノキ | 0.52 | |
| トチノキ | 0.53 | |
| クリ | 0.55 | |
| サクラ | 0.60 | |
| ケヤキ | 0.62 | |
| ブナ | 0.63 | |
| イタヤカエデ | 0.67 | |
| アサダ | 0.70 | |
| イスノキ | 0.89 | |
| アカガシ | 0.92 | |
| 針 葉 樹 |
ネズコ | 0.33 |
| サワラ | 0.34 | |
| スギ | 0.38 | |
| アスナロ | 0.41 | |
| ヒノキ | 0.41 | |
| モミ | 0.44 | |
| ツガ | 0.51 | |
| アカマツ | 0.53 | |
| クロマツ | 0.57 | |
《植物の葉で食べ物を包む》
葉で包んだ食べ物といえば、“かしわの葉”で包んだ柏餅や“オオシマザクラの葉”で包んださくら餅など。“竹の葉”で包 んだちまきもそうですし、よく考えてみるといろいろ出てきます。
“カキの葉”、“ホオの葉”、“ササの葉”、“クマタケランの葉”、“ハスの葉”など多数あります。
このように木や草の葉を食器のように使う習慣は昔からありました。それぞれの葉の移り香を楽しめることや、殺菌・ 抗菌作用があるからでしょう。



《森の呼吸》
日本の森林では1ヘクタールあたり年間15〜30tの二酸化炭素を吸収し、11〜23tの酸素を放出していると言われています。森林は動物たちが吐き出す二酸化炭素を取り込み動物たちが必要とする酸素を放出しながら生長を続けているのです。
森林は二酸化炭素を酸素に換えるだけでなく、二酸化炭素(炭酸ガス)の大気中の濃度をうまく調節しているのです。
大気中の二酸化炭素の割合が高くなるとそれに応じて植物は光合成の能力を高めます。
そうすると大気中の二酸化炭素の濃度も下がるわけです。

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《木の比重》
伐採したばかりの生木には大量の水分が含まれていて重い。
↓
ある一定の温度・湿度のもとに放置しておくとやがて水分の出入りは平衡状態に達し、含水率は一定になる。
↓
乾燥すれば水分がなくなった分だけ軽くなる。
↓
こうして気乾比重の値が出る。気乾比重とは乾燥して
“平衡含水率”の状態にあるときの比重。
木の比重は樹種によって異なります。(右の表を参照)。比重の値が低ければその木は軽く、値が高ければ重たい。
この違いは空隙の差で比重が大きいものは空隙がなく、比重が小さいものは空隙がたくさんあるということです。
比重が大きいものは熱伝導率が大きく、比重の小さいものは熱伝導率も小さいです。
熱を伝えにくい方が木に触れた 時に手から失われる熱が少ないので、スギなどは温かみを
感じるのです。

《湿度調節》
木造の室内では湿度が上がると木材が水分を吸い込み湿度を下げます。また乾燥してくると水分をはき出し常に60%前後の湿度に調節してくれます。
この湿度はダニやカビ、ウイルスが発生しにくいのです。

《木裏と木表》
板には表と裏があります。樹皮に近い側を木表といい、樹心に近い側を木裏といいます(右図参照)。
輪切りにした年輪を見ると見分けやすいでしょう。
樹皮に近い側ほど乾燥が早く、製材後は木表側が先に縮み、反りが生じます。反りあがった木裏を表にすると トゲが刺さりやすくなってしまうので、人の肌に触れる側を木表にするのが普通です。
木表の方が節の出も少なく、木目もいいとされています。
木のはなし@ 木に関する資料や本、雑誌を元に作成しています。

《木の弾力性
木材がバットに使われるのは、球を打ち返すだけの強さがあるだけでなく、
手に伝わる衝撃を吸収してくれるからです。